さまざまな環境に配慮した住まいです

 プレハブ住宅は様々な環境への負荷軽減について、いち早く取り組んできました。新築の際あるいはその後の生活の中において、いろいろな資源やエネルギーを消費します。それによって、地球の温暖化、産業廃棄物の増加、化石燃料の枯渇など、地球環境問題と深く結びついています。また、室内環境としては、シックハウスが大きな問題となっています。街並みや住まいを取り巻く気候風土など生活環境との調和も、住宅にとっては欠くことのできない大切な要素です。プレハブ住宅は最新の工業化技術を駆使して、さまざまな環境問題に対応しています。
その成果がプレハブ建築協会が提示している次の5つの環境行動計画(エコアクション21)です。

良好な地域環境を考慮した街並み
緑陰を生かした良好な街並み 太陽光発電装置を装備した
省エネルギー住宅団地
太陽光発電システム 高効率給湯器 家庭用燃料電池

 (1)総合的な省エネルギー化を進めた住宅


   エネルギーをムダなく効率よく使用するために、プレハブ住宅では、自然の恵みを活用した太陽光発電やエネルギー効率の高い設備機器を採用しています。加えて、プレハブ住宅は断熱性と気密性が高く、熱を逃がさない構造となっています。工場・輸送・現場施工、居住におけるCO2排出量は2010年において、1990年比で15%削減する予定です(1997年の地球温暖化防止京都会議において策定された日本でのCO2等の削減は6%)。
総合的な省エネルギー化には、長期耐用化、長寿命化が不可欠です。プレハブ住宅では長期保証制度を導入し長期耐用化を進めるとともに、住宅性能表示制度における最高ランクに相当する劣化対策・維持管理対策を目標にしています。

 (2)建設廃棄物の再利用率向上、排出量の大幅削減

 住宅を建設すると、多くの資源を使用し解体の際には大量の廃棄物が発生します。プレハブ住宅は目標を設定してリサイクルを進めています。工業生産から物流・現場施工段階、さらに長期間居住後の住宅解体段階まで、資源の循環を基本とするプレハブ住宅は住宅業界の中でも高い再利用率を達成し、廃棄物を大幅に削減しています。

 (3)有害化学物質の使用量および排出物の削減

 シックハウス対策では、プレハブ住宅は最も進んだ対策を行っています。ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等による室内空気汚染を防止しています。ホルムアルデヒド対策については、住宅性能表示制度における最高ランクを目標にしています。

 (4)住宅を通じた良好な地域環境やまちなみの創出

 地域の気象や地理地勢、さらに生態環境を分析し設計に反映できる手法を検討するなど、地域環境や街並みになじんだ住宅の供給をするとともに、総合的な環境に配慮した良好な景観や街並みの形成を進めています。

 (5)市民による環境行動に対する協力

 21世紀は環境の時代です。良い環境の創設には市民レベルの環境行動が基本となります。グローバルな視点によって、市民による環境行動に対しても協力できる住宅づくりをめざしていきます。